2024年7月30日 6:30
朝早くに目が覚めて、近所の公園へラジオ体操に出かけた。
マンションの立ち並ぶ細長い路地を抜けて公園が目に入ると、子どもたちが公園の柵を手繰って遊んでいるのが見えた。遊具を駆け回って遊ぶ元気な子たちもいれば、ラジオ体操のスタンプカードをだらり手に垂らして、気だるそうにしゃがみ込んでいる子もいる。遠慮がちに道路脇でラジオを聞きながら談笑にふけるおじいさんたちの先、お立ち台があって、その日のお手本で体操をする二人が気恥ずかしそうに立っていた。
夏休みのほんのひと時を垣間見て、みなみなの日常がこうして始まっていく。
